■共育塾7期生に向けて

 ある「思い」を持って、1月11日に共育塾6期生の修了式を行ったが、早いものでそれから1か月以上が過ぎた。
7期生からは、ナスドリームスの奈須さんに塾頭を交代することにしたが、それに至るまでの2年半を副塾頭として活動してもらい、ノウハウを含めての引継ぎ期間を持った上で、7期生からは奈須塾頭による共育塾が動き始めている。私はメンターとして奈須さんの相談には乗るが、自分から口出しはしないように決めている。
また奈須さんには、2年間は今までを踏襲して運営してもらうようにお願いしており、3年目(9期生)以降は、奈須スタイルに変化させながらバージョンアップしてもらっていいと思っている。

 思い起こせば、平成19年1月に1期生を立ち上げ、試行錯誤をしながら共育システムをつくっていった。当初は12ヶ月で始めたものの、すぐ1月から2期生を立ち上げるのはなかなか難しいことを実感し、2期生からは4月開始し翌年1月修了するという10か月とすることにした。いいことに、1月修了にすることで、総括発表が自社または個人の年度計画を検討・発表する場にもなった。2期生から当初の「定期塾+メーリングリスト+ゲストとの会食懇談=共育システム」から支援機関訪問や相互企業訪問も加えて、現在の共育システムとなった次第である。

1期生:星崎代表

 3期生の時に病気が悪化し、年末には食事もできなくなる状況まで急激に悪化し、3期生の修了式が終わってから、入院・即手術し半年間の入院加療を行った。
入院している間に4期生希望者が4名おり、退院後から塾活動開始の希望があった。ありがたいことではあるが、体調の復活にも時間がかかること、区切りがおかしくなることもあり、当年の共育塾は休止することにした。入塾希望者への感謝の意を示すことも含めて、メーリングリストはつくり、その間にゲームSWOTなどを3か月かけてやったりして、翌年4月からの4期生キックオフに繋げることとした。

2期生:平田会長

3期生:星崎代表


4期生:重光社長


5期生:竹内特任教授

 4期生をキックオフするに当たっては、私が病気になって長期入院した経験を踏まえて、塾生に迷惑をかけることはできないと、副塾頭を置くことにした。地域診断士研究会に入ってもらった奈須さんと接触する機会が増えたこともあり、「共育塾は熊本に必要な機能であり、損得抜きで共育塾を引き継ぎたい。」旨の話を受けて、年度後半から副塾頭になってもらった。これも何かの縁であると実感しているが、この2年半は自主的に、共育塾活動を重視して活動してもらっており、心より感謝している。
私の人的ネットワークのコア人材と繋ぎ、一緒に天草起業塾や肥後創成塾、高度実践型人材育成などの企画も一緒にやってきており、共育ネットワークの事務局長もやってもらうことにした。
そして5期生、6期生と、守備範囲を徐々に広げてもらいながら、今日に至っている。
今は、共育塾7期生を募集しているが、全てを奈須さんの方でハンドリングして始めたところである。
 
6期生については、私にとって非常に印象深い集団である。
塾生間のコミュニケーションが活発であり、自社取り込み力が高いこと、コラボ意識が高いことなど、私の目論見通りの活動を続けることで、この1年間での変化・成長・発展を強く実感した集団活動ができたように感じている。
最後に、6期生の各人への「ひとこと」を記載しておきたい。
西田君 :西田君は、後継者としての自覚と学習意欲の高さが素晴らしい!
西浦君 :西浦君は、この1年間で一回り変化・成長・発展したことを実感!
橋口君 :橋口君は、6期生の中で兄貴分をしてリードしてくれてありがとう!
松本さん:松本さん、看護師、保健師など多数の資格取得を経営に活かそう!
新宅君 :新宅君の心に意識改革が動き始めたので、大切にしてください!
山本君 :山本君、長期的には施設とのコラボ拡大、海外展開を意識して!



6期生:杉会長



1期生修了式


6期生修了式
一緒になって共育塾を育て上げてくれた皆さんに感謝します!!