■共育塾5期生の終了式

   時の過ぎるのは早いもので、昨年、4月14日にキック
 オフした共育塾5期生が、1月12日に修了式を迎えた。
 今年は3連休に重なったこともあり、共育ネットワークの
 メンバーの参加が10名と少なめであったが、新たに九州
 志士の会のメンバーが多数参加し、肥後創成塾からも
 代表に参加してもらい、天神塾、地域診断士研究会、
 日本政策金融公庫など、総勢35名での修了式となった。
 いつも思うのだが、共育塾修了生の10か月の共育塾
 活動の結果発表を、多くのオブザーバー参加の方々
 から聞いていただけることに、心から感謝している。
  
  共育塾を他の経営塾と同じように、月1回の定期塾だと思っている人が多いようだが、実は共育シス
 テムはいろいろなことを内在させている独自性の高い長期的・継続的な経営者塾である。基軸の「場」
 としては「月1定期塾(発表・意見交換&実践的講座&会食懇談の場)+メーリングリスト(常時交流の場)
 +ゲストとの会食懇談(トップ人材との交流・体感の場)+相互企業訪問(塾生間相互理解を深める場)+
 支援機関訪問(支援機関を理解・実感・パイプづくりをする場)」を組み合わせたものであり、時系列アウト
 プットの軸として、「キックオフシート作成・共有+自社取り込みシート作成・発表+修了式資料作成・発表」
 を行った上で、それらのファイリングが完成すると、その資料は経営者本人のバイブルとして活用できる
 ようにしている。受講修了生が課題を抱えた時に、思い出し・振り返り、初心に戻ることができる「オリジ
 ナル・バイブル」として、活用してほしいと思っている。
  
  塾生からの発表について触れておくと、
 「共育塾で学んだこと」というテーマに沿って、
 1. 共育塾活動で印象深かったこと「ビッグ5」
 2. 自社取り込みに関する「ビッグ5」
 3. 入塾前と現在の変化・成長・発展に関する「自己評価」(16項目)
 4. 共育塾活動を通しての総括
 5. 今年の自社の目標設定
 6. 自身の心構え10か条

 に関して、パワーポイントで作ったプレゼン資料を使って、1人20分間の発表を行うようにしている。
 「自己評価」について例年同様、殆どの塾生がいつも共通して自身の変化を実感している項目は、「ネット
 ワークが広がった」「いろんな考え方や価値観を持った人がいることが分かった」の2項目があるが、これは
 当塾の特徴ではないかと思っている。また多様な角度からの「経営者としての実用知識や実践経験に
 加えて心構え」までの中で、各人の弱かったところが強化されたことを自覚することも特徴といえるように
 思っている。
  
  今、6期生を募集中であるが、おかげさまで半分以上の塾生がすでに決まって
 おり、いろんなご縁を得て7名になった時点で募集終了となる。
 共育塾を評価していただける方々も、間違いなく増えていることに対して、ありがたい
 ことだと思っており、自ら学ぶ意欲の高い受講生や、共育塾イベントにオブザーバー
 参加していただく人方々に、心より感謝している。