■共育塾4期生の終了式を迎えて@
  早いもので、1月14日(土)に国際交流会館の国際会議場で、
 共育塾4期生が終了式を迎えました。場所を変えての会食懇談
 会にも多くの方々に参加していただき、4期生の新たな門出を
 祝う楽しい会合になりました。
 今回も素晴らしい終了式となりましたが、これも日頃から応援し
 ていただいている方々、オブザーバーとして4期生のエンカレッジ
 に駆けつけていただいた方々、加えて共育ネットワーク、地域診
 断士研究会、新現役の会のメンバーのお蔭だと、心から感謝し
 ています。
  思い起こせば、3期生の終了式を平成22年1月16日(土)に無事済ますことができ、そのすぐ後に半年に
 わたる長期入院をしました。終了式当日の私の身体の状況は、「目も殆ど使えず、長くしゃべると舌が動か
 なくなり、食事も殆どできない」最悪の状態でした。そのようなわけで、3期生の会食懇談会には出席で
 きませんでしたが、「キックオフミーティングから終了式」までキチンと区切りをつけることができて、肩の荷も
 おり安堵したことを鮮明に覚えています。
 そのようなことで、1年間は共育塾を休み、恐る恐る平成23年4月に4期生のキックオフをしたこともあり、
 キチンとした形で4期生の終了式を迎えることができたことは、非常に感慨深いものがありました。
  「共育塾と共育システム」の変化の推移ですが、地域診断士研究会の初年度に共育システムのプロ
 トタイプを実践し、1期生、2期生、3期生の時にも、都度、ブラッシュアップし続けてきました。
 基本は「定期塾+メーリングリスト+ゲストとの会食懇談+支援機関訪問+企業相互訪問」が有機的に繋
 がって「システム」として成り立っています。定期塾も単なる座学ではない実践的基礎知識を学ぶだけで
 ないように工夫をしています。また自社取り込みシートを活用することで、自社取り込み意識を高め、常時
 交流のメーリングリスト等にりより同じ釜の飯・感覚の仲間意識を醸成、またゲストとの会食懇談等により
 ご縁の大切さを実感してもらうなど、多くの意識改革や知行合一的な実感を体得してもらうようにして
 います。
 常に変化・成長・発展させていきたいと思っており、5期生の時にも更なる工夫を考えています。
  共育塾を始めて、今まで4回の終了式を行ったのですが、私が一番嬉しいのは、殆どの
 塾生が入塾してよかったと、心から感謝の意を持っていることを、言動の端々に感じることが
 できます。修了生のネットワークである「共育ネットワーク」がありますが、将来は熊本に影響を
 与える経営者集団になるだろうと思います。
 お互いに教え・学びながら1年間近くを常に繋がった形で過ごす間にできた仲間意識や新たに
 得た価値観は、生涯の宝になり得るものだと思っています。
  4期生の発表を聞きながら、この1年間の一人一人の成長を実感していましたが、私が6年かけて創り上
 げてきた「共育システム」と「共育ネットワーク」を、次世代に引き継いでいきたいとの気持ちが更に強まっ
 ています。
 昨年は地域診断士研究会のメンバーと、他の企画事業申請に向けて、いろいろな話をしていく機会が多く
 ありましたが、共育塾の意図を理解する新たなメンバーも出てきたことが、非常に嬉しいこととしてあり
 ます。
 国との繋がり、国レベルの機関との繋がりに関するキーマンを紹介したり、幹事になってもらったりして、私
 の活動のコア部分を少しづつバトンタッチも始めることができるようになりました。そして共育塾5期生に対し
 ては副塾頭として、また共育ネットワークの事務局づくりにも、積極関与してもらうことになり、今年はステッ
 プアップの年になることを確信しているところです。

 皆さんに感謝!!