■共育塾2期生から3期生へ
 
 3月14日に共育塾2期生の総括発表と修了式があった。
修了式には2期性6人のほか、地域診断士研究会のメンバー8人全員と、1期生3人、それに加えて、九州経済産業局の松田・中小企業課長、熊本市から産業政策課の森主幹、星アソシエイツから井川取締役と皆eel&Thank星崎社長に参加いただき、総勢29名での会合となった。
 何よりも嬉しかったことが、2期生メンバーの総括発表を聞いたが、全員が私の期待したような「経営者としての基本的な心構え」をレベルアップさせていることが確認できたことである。人との縁の大切さや、ブラッシュアップの重要性、自社取り込み力の実践習得、塾生間の仲間意識の醸成など、「相互研鑽の場」ができあがったことを実感した。修了式を迎えて、自主勉強会に入っていける集団をみんなの力で創り上げてくれたことが、私にとっては最大の喜びである。
修了式後の会食懇談についても大いに盛り上がり、当日は寝るまで幸せ感に浸った一日を過ごすこととなった。
 午前9時からの会合に、福岡からオブザーバー参加いただいた3人の方々からも、参加いただいたことだけでもありがたいのだが、「大変勉強、刺激になりました。大きな刺激を受けたので、眠れないかもしれません。(嘘です。いつも熟睡です。)」「塾生の皆さまは経営者なので、実践意欲が強くご自分の言葉で発表され誠実さに好感が持てました。」「先日は、素晴らしい修了式にお招き頂き誠に有り難うございました。How toに焦点が当たっている現在で、共育塾のように価値観の共有、人格の育成に重点を当てている機関は非常に貴重な存在だと改めて感じました。」などと、心温まるご返事もいただき、外部からの評価もしていただける場を創り上げることができた実感を持つことができた。

 




     
 1期生からのコメントも一つ紹介しておく。
『2期生全員の修了発表を聴かせて頂きました。全員がそれぞれ、この一年間に大きく成長された跡が確認できました。2期生一人一人の感じ方、受け取り方は様々ですが、共育塾で学んだ一年間は、今後の仕事の中で、また社会人として大いに活用され、生かされていくものだと確信致しました。2期生皆さんの今後の発展を祈念するばかりです。2期生は2期生らしい独特の雰囲気をもち、今後も自主勉強会を運営していくそうです。我々1期生も2期生に負けぬよう研鑽を積んでいきたいものです。不景気・不景気と言わずに、「不景気をぶっ飛ばして、一日一日、こつこつがんばりましょう!」』
2期生からのメッセージについては、1期生の時と同様にオフィスチェイカスのトップページに掲載しているので、ぜひ見ていただきたい。
   
 1期生、2期生と「相互研鑽の場づくり」を修了し、自主勉強会に入ることとなったが、今からは共育ネットワークのメーリングリストを機能させることで、3期生や地域診断士研究会も含めた強力なネットワークもスタートすることとなった。
いよいよ4月18日からは、3期生7名でのキックオフを迎えることになる。