■ 共育塾のキックオフA
  −共育塾を通して感謝と感動−

  前回のライフワーク「共育塾のキックオフ」(1月15日)で、共育塾のしくみの概要を紹介しているが、
 1月20日(土)午前9時より少数精鋭・後継者「共育塾」の第1回の定期会合(キックオフミーティング)を
 開催することができた。この会合には少数精鋭「地域診断士研究会」のメンバーもオブザーバーとして
 積極的に参加してくれ、まさに支援人材と後継者との交流の場も実現したことにもなる。
  ここまでこぎつけるに当たっては、「今からの熊本を創っていく人材の『相互研鑽の
 場づくり』を行なう」とのコンセプトの下に、「どのような仕組みにするか」「どのように塾生に
 趣旨を伝えるか」「どのように塾生を集めるか」などに関して、多くの試行錯誤を繰り返し
 ながらやってきたこともあり、キックオフミーティングが実現したことに対して、何ともいえ
 ない充実した気持ちが湧き上がってきた。
 第一回定期会合は、地域診断士研究会のメンバーがオブザーバーとして
控えていたこと、塾生同士が初対面だったこともり、あとで聞いた話によると、
塾生の緊張感は相当なものであったようである。
「塾生の自己紹介・企業紹介」に始まり、「地域診断士研究会メンバーの自己
紹介」、続いて私からの「自己紹介及び塾生の1年後に期待すること、共育塾
の具体的な内容に関すること」などを伝えたうえで、質疑応答・意見交換を
行い、その後に参加メンバー全員での会食懇談を行なった。
第一回定期会合は塾生の結束力を高めると共に、共育塾の趣旨の理解を
深める場になったことで、塾生による「相互研鑽の場づくり」がスタートできた
という感動と安堵感を感じた次第である。
当日は昼の会食懇談で終了したが、塾生と研究会メンバーで企画して
別の日に夜の会食懇談を行ったが、これも大盛況となった。
  午後からは、そのまま地域診断士研究会の定期会合も行なったが、共育塾への
 オブザーバー参加が研究会メンバーにも「いい刺激」を与えたようで、相乗効果を
 もたらすことができたことに満足している。第一回定期会合を通して、
 研究会メンバーが共育塾の仕組みをよく理解できたようで、地域診断士研究会も
 全く同じ仕組みで運営していることに改めて気付いたようであった。「岡目八目」とは
 よくいったもので、当事者として話を聞く場合と、第三者として話を聞く場合は、
 後者のほうがよく理解できるということも改めて実感した。
  共育塾生を集めるに当たっては、多くの対象になりうる経営者・後継者と事前面談をし、共育塾の趣旨や
 仕組みも充分に説明し質疑応答・意見交換も行なったうえで、参加希望の強い人材のみに参加してもらっ
 ている。キックオフから3ヶ月経つが、おかげで塾生が「『定期塾(コア会合)+メーリングリスト(常時接触)
 +非定期会食懇談(外部からの刺激)』の仕組みを、よく理解して、うまく活用している」ことに、私自身が
 驚きと感動を受けている。
 共育塾1期生7名は、異業種で向上心の高い、素晴らしい精鋭集団であると自負している。
 
  なお共育塾参加企業については、当HP→「共育塾・参加企業」をご覧下さい。