■年の始めに |
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新年明けまして、おめでとうございます。 年の始めにあたり、私自身の心も新たにする意味でも、例年通りに「今年の目標」を作成することから 活動のスタートとしたいと思います。 今年はオフィスの活動コンセプトを「活動原点のパラダイム・シフト!」とし、5つの新たな目標を 設定しました。 |
<平成18年度目標> 活動コンセプト: 活動原点のパラダイム・シフト! 60歳代というのは「気力・体力を充実して活動ができる最後の10年」だと捉えており、この 大切な10年をスタートするにあたり、活動コンセプトとして「活動原点のパラダイム・シフト!」 を掲げることにしました。 「パラダイム・シフト」とは、「物事の大きな枠組み、考え方が変化すること」という意味で捉えて いますが、今からライフワークを進めていくにあたり、私自身の活動原点のパラダイム・シフトが 必要であると考えています。 私自身の今までの活動原点は「熊本から全国発信」「民間人が行政機関に属しての社会貢献」 でしたが、今年からは「九州から全国発信」「行政機関と連携した民間活動での社会貢献」へと パラダイム・シフトすることで、今から10年間の活動をつくり上げていけたらと思っています。 因みに私のライフワークは、「社会インフラとしてのビジネス・インキュベーション・システムづくり」 と「道州制を見据えた九州づくり」の二つありますが、将来、一つに絞り込む必要が出てくるかも しれないと思っています。 5つの個別目標は、以下のとおりです。 |
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1.社会インフラとしてのBIS(ビジネス・インキュベーション・システム)づくり 昨年よりIMのステイタスアップの一環として、JANBOの認定制度がスタートし、「JANBO−seniorIM」 と「JANBO−IM」の2段階で認定されるようになりました。私は全国で3人だけ特別認定された 「JANBO−seniorIM」の一人として、今年は今まで以上にJANBOのBIS活動に深く関わっていきたいと 考えています。 また昨年末にBIPのコアメンバーの会合を九州経済産業局で行いましたが、BIP活動のあり方についても 新たな模索が必要なフェーズに来ているように思います。できればコアメンバーが意を一つにして、新たな 見直しを行っていければと考えています。 そして「社会インフラとしてのBISづくり」という切り口からは「若年者のキャリア教育機能」と「ビジネス支援 図書館(ハイブリッド・ライブラリー)」が熊本に根付く活動を推進しつつ、九州としての活動へも参画して 行きたいと考えています。 |
2.新連携による新たな企業支援体制づくり 新法発足に基づく新連携支援活動も1年近くを経過し、成果を求められるタイミングに来つつあります。 今のところ、長崎と鹿児島からの認定企業が出ておらず、できるだけ早い段階での「全県から認定を!」 を実現すると共に、認定企業の成功に向かって支援を強化していく必要性を感じています。新連携に 携わるようになって、「マーケッティング」と「資金調達」の重要性を再認識しているところですが、事業計画 のフォローアップの大切さも感じています。 私自身としては、新連携事務局の中で南九州における企業発掘の活性化を重点にした活動ができれ ばと思っています。なお熊本企業への新連携支援は、将来を考えた場合に、私自身は間接的支援をする ほうが望ましいように思っています。 |
3.オフィスチェイカスの活動強化 平成12年に熊本県中小企業支援センターPMになったことは、私の人生に大きく影響を与え、仕事の 活動の幅が桁違いに広がることとなり、そのきっかけをつくっていただいた方々には心より感謝してい ます。そのような関係もあり、私は「くまもとテクノ産業財団の横山」ということで、多くの関係各所の 方々にも名前を知っていただいてきましたが、逆説的にいうと「オフィスチェイカスの横山」でのアピールは 殆どしてきませんでした。 いろんな流れの中で、テクノ財団での活動比重も小さくなっていることもあり、熊本ではそろそろ「オフィス チェイカスの横山」として活動すべき時期に来ているように感じています。 今年からは、特に熊本においては「オフィスチェイカスの横山」を前面に出していき、「行政機関と連携した 民間活動での社会貢献」を心がけたいと思っています。 |
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4.オフィス機能のアクティブ化 私自身の活動の広がりにより、仕事や書類の整理が困難となってきていることも見直しの 一因になっていますが、「オフィスチェイカスの横山」としての活動を強化していく上で、オフィス 機能のアクティブ化は必要不可欠な事項となり、今回はスタッフと一緒になって検討を行いま した。項目で上げておくと、「ホームページのリニューアル」「企業メルマガへのトライ」「支援人材 勉強会の試行錯誤」「人材DBの見直し整備」「月度活動チェックの強化」「周辺資料整備のシス テム化」を考えています。 |
5.健康維持・管理の強化 勉強不足(放電過多で充電不足)を感じながら、最後の項目には今迄「共感する経営者の 思想的研究事柄」を取り上げてきましたが、それ以上に健康管理の重要性を改めて感じて おり、今年は「健康維持・管理」を目標の一つに掲げることにしました。 というのも新連携に携わるようになって、土・日に仕事をしている頻度も今までで最も多くなっ てきており、私自身にとって大きな問題であると感じています。今年は仕事時間バランスの 正常化に努め、気分転換の意味合いも含め、日頃の運動やゴルフをやるなど、積極的に 身体を動かすようにしたいと思っています。 もちろん、興味のある経営者の思想研究は継続してやっていくことになります。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 |
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