■正しい入浴は免疫を高める

皆さん免疫力をあげるためにいろんなことに取り組んでいることだと思います。
友人がシェアしてくれた情報ですが、正しい入浴も免疫を上げてくれる一つの手段と
なるそうです。
彼女の友人(クリニックのお医者さん)が書かれたFBから抜粋してご紹介します。
ご参考までに。
入浴を食器洗いのように、身体洗いと勘違いしてる人があまりに多い。と
入浴の最大の目的は…
①身体に水圧をかけること
②体温を上昇させて抹消循環をあげること
③免疫力をあげること
④浮力で体重を軽くすること


身体に水圧がかかることでむくんだ下肢(ふくらはぎなど)に貯まった疲労物質を体内にもどし、腎臓でろ過して排泄を促します。腎臓や膀胱にも水圧がかかり、おしっこが出やすくなります。
よく、小さな子がお風呂に入るとおしっこをするのが、この理屈です。

西洋医学では体の抹消循環を下げることはできても、抹消循環を上げゆることは不可能です。
末梢循環が悪化すれば、末梢の体温まで下がり、冷え性にもなってしまいます。
体温が1℃さがると、白血球機能(免疫)はなんと37%も低下、基礎代謝は12%も低下、体内酵素の働きは50%も低下します。
当然、癌やアレルギーを発症しやすくなります。

HSP(Heat Shock Protein)というものがあります。
熱ショックタンパクと言い、大やけどや大けがをしたときに分泌され、場所や組織を問わずに修復するタンパク質です。
このHSPを産生するのが、じつは熱い風呂に入ることなのです。熱い風呂にはいると3日目にHSPがピークになります。

アルキメデスの原理でお風呂に入ると体重は十分の一になります。浮力がかかると造血能があがり、新しい血液がうまれます。
当然免疫力もあがりますし、貧血にも対応可能。
貧血の女性がぬるいお風呂で半身浴をして上半身の体温をわざわざさげて、乳がんを発症させるような生活習慣をしている方がクリニックでも散見される。
お風呂は熱い温度で顎までつかり、浮力をうませて水圧をかけて入るのがよいのです。
低体温はうつ病にも関与すると言われています。

抹消循環を改善し、体温を上昇させてうつやアレルギーや癌、自己免疫疾患などにならない36.5℃以上の平熱にする習慣を正しい入浴は作ります。