■電波時計

  一昨日の6月10日は「時の記念日」でした。朝から、ラジオを聞いていたら、
 いろんな番組で時の記念日にふれていました。
 ちなみに「時の記念日」は1920年(大正9年)に制定されたのですが、671年
 天智天皇が水時計を設置したことが元になっています。

  電波時計、我が家にもひとつありますが、時々勝手にクルクル回って時間を
 合わせています。時刻の元になっているのが「標準電波」で理論上は30万年に
 1秒という誤差しかでないセシウム原子時計が使われています。
 日本では福島県のおおたかど山(40kHz)と佐賀県のはがね山(60kHz)にある
 二つの電波塔から電波が送信されています。標準電波の送信は24時間なされて
 いて電波時計が受信するのは1日1回2ヵ所の送信所のどちらかから受け取って
 いるそうです。
  
  ここで購入するときの注意点をいくつか。
 @福島県と佐賀県の中間あたりに住んでいる人は2周波対応タイプのものを選ぶ。
   (1周波タイプのものの場合は60kHz対応のものがオススメ。)
 A地下やビル、マンションなどの電波が届きにくい場所では、掛け時計など取り
   付ける場所を工夫する。
 B標準電波の周波数やフォーマットは国によって違います。アメリカは60kHzで、
   佐賀と同じですが、互換性はありません。よって、日本で購入したものが海外
   では受信して使用できないように海外で購入したものも日本では受信、使用
   できません。ご注意を!
   最近は何カ国対応型も発売されているので、必要な方はそちらを選ぶように
   して下さい。

                           (ソニー生命 西岡氏のレポートより抜粋)