■魔法の液体(マイエンザ)の作り方

  世の中エコブームですが、またまた「エコ」ニュースを発見しましたので
 ご紹介します。現在ご家庭で多くの方が重曹やクエン酸を使用していると思いますが
 今度は家にあるもので作れる魔法の液体です。 
 鹿児島県指宿市は4年前から作り方教室を開催していて、この液体を
 「LOVEいぶすき」と名づけ、また霧島市では「エコきりしま」として一昨年から
 普及に取組んでいるようです。
 「LOVEいぶすき」は松山市の元愛媛県工業技術センター所長、曽我部義明さんが開発
 した環境浄化液で、お洗濯、台所、トイレなどのお掃除に使え、水回りのヌメヌメや頑固な
 においにも効果があるそうです。スプレーつきの容器に入れ、台所の排水溝や生ごみ
 入れに吹きかけたり、洗濯時に100CC入れ、洗剤を半分に減らすなど。
 早速、材料と作り方です。 
      <材  料>

 @納豆1粒(粘りだけでもよい)
 Aドライイースト10グラム
 Bヨーグルト100グラム
 C砂糖60グラム
 D42度程度の温水1リットル
                  <作 り 方>
 @2リットルのペットボトルに材料を入れ、よく振って混ぜる。
 発酵するとふきこぼれるので、水量はペットボトルの半分程度に。
 Aペットボトルにゆるくふたをして、保温性の高いカバーをかぶせる。
 すぐに発酵が始まり、ふたをきつく締めると破裂する危険があるので、
 注意。発酵中はペットボトルを振らないこと。
 B24時間後、酸っぱくなっていたら成功。最後に水道水を1リットル足して
 完成。3ヶ月をめどに使い切る。
  上記の曽我部さんの話ですが、納豆の納豆菌、ヨーグルトの乳酸菌、ドライイーストの酵母菌は、発酵
 する際に酵素を作ります。この酵素が油やでんぷん、たんぱく質などによる汚れを分解してくれるのです。
 また、乳酸菌は発酵時に酸性物質の乳酸をつくるので、悪臭のもとになるアンモニアなどのアルカリ性物質
 を中和し、消臭してくれます。
  これとは別に、配水管や川にも汚れを分解する働きのある微生物が住んでいます。そのえさとなる
 納豆菌などが課程から流れ込むことで、そうした微生物が増え、自然が本来持つ浄化作用が高まります。
 地域全体で使い続けてほしいです。とのこと。
 
 詳しい使い方 → マイエンザ                          
                                        (讀賣新聞 よみうり生活本舗より抜粋)