■芸術鑑賞の一日!
 土曜日の午前中久しぶりに映画を観ました。
何にしようか迷った挙句、タイトルに惹かれて「今度は愛妻家」にしました。
薬師丸ひろ子、豊川悦司の子供はいない40代夫婦の話です。まだ公開が始まったばかりなのでネタバレにならないように、感想を一言。
だらしない夫とそれを賢明に立て直そうとする妻の日常がとってもコミカルで、どこかアンバランスな2人だけどお似合いで、最初はコメディっぽかったのに徐々に切ない展開に・・・・。 薬師丸ひろ子がものすごいハマり役で、夫の愛情を取り戻そうとするかわいらしい演技が絶妙でした。
 相手がとなりにいるうちはなんとも思わなくて、たまにうるさいくらいな時もあったり、いて当たり前の生活に慣れているのが、突然自分の前からいなくなると・・・どうなるんだろうと考えさせられました。タイトル通り「今度こそは」というメッセージがバシバシ伝わりました。
もう一回、次はふたりで観てみたいです。
 

 映画の感傷にひたったまま午後は、立川談春の独演会に行きました。談春の寄席は二回目で、やはり談志の弟子だけあって、流暢な語りは聞いていて引き込まれます。
 演目はお花半七の馴れ初めの「宮戸川」、堅物な息子を親が心配し、お稲荷さん詣でと騙して吉原に行かせる笑話「明烏」。どちらも初めて聞く噺でしたが、それより何より師匠談志の話が一番面白かったです!
芸術鑑賞に充実した一日でした(^^)