共育塾4期生キックオフに思うA

 A次に伝えたかったこととして、
日本でも世界情勢を見ても、従来の仕組みが完全に壊れかけている。今回の東北大震災+津波+原発事故という未曾有の天変地異が発生したことで、ますます加速して壊れていく。何かが終わるということは、新たに何かが始まることでもある。その際に大切なこととして「信頼と絆」があり、多様なネットワークを持っていることが非常に大切である。そのためには共育ネットワークを変化・成長・発展させて、みんなの力でみんなに必要なネットワークに創り上げていくことである。更に県内外の経営者ネットワークと緩やかな連携を持てるようにすること。また経営サポート集団であるNPO法人地域診断士研究会や、長年蓄積された技術・経験・知識を有するエキスパート集団である新現役の会との緩やかな連携を活かすことが、今から大切になってくる。

塾頭の挨拶
塾生のプレゼン  私の話の次に、4期生からの自己紹介・自社紹介のプレゼンを行ってもらったが、各人が個性のある発表をしたことに、感心させられた。
また、その後のメーリングリストでのやり取りを見ていると、「塾生を応援してくれる多くのオブザーバーの方々との繋がりを感じたこと」「自分は熊本の土俵しか考えられなかったが、自分の世界を広げて考えることで、今までと違う考え方ができるように感じたこと」「先ずは4期生の間でホンネで話ができるようになり、相互研鑽の場を創っていきたいこと」など、新鮮な感覚と感動を覚えていることが分かり、私としても今からの4期生の変化・成長・発展を楽しみにしている。
 また、この半年の間に、私の周りで新たに動き始めたことがたくさんあり、オブザーバー
参加いただく方々が広がったことも、特筆に価する。
具体的にいうと、@昨年4月から共育ネットワークがワイズリーディングに事務局を置いて、新たな活動を始めたこと、A昨年12月に地域診断士研究会がNPO法人化して、新たな活動に入り始めたこと、B共育塾に副塾頭を設けて次の世代に引き継げる共育塾のあり方の検討が始まったこと、C昨年9月に新現役の会の古賀代表との縁を得て、昨年12月に新現役の会・熊本たまご支部を発足させたこと、D昨年10月に古賀代表とNIK山城常務を繋いだことで新情報化の動きが始まったこと、E今年に入って新たな縁が急速に動き始めていることなど、信じられないほどの多きな変化が起きると共に、それら全てが繋がっていく状況になってしまった。
今回の4期生のキックオフミーティングは、新たなチェイカス・ネットワークの始まりでもあることを感じている。
感謝!

堤 副塾頭