■ライフワークの充実
 今年は1月後半から6月末まで半年間入院し、7月には娑婆に慣れるための自宅療養に専念し、8月になってから熊本での情報収集活動を始め、9月には県外の情報収集活動をして、10月から12月にかけて思考をめぐらし、来年からの活動に繋げるつもりで動き始めた。
 ところが、その後の展開のスピードが思った以上に速く、10月から12月までのたった3ヶ月での変化が、1年分の変化のように、大きく変わっていった。
あたかも今年1年間を、継続活動していたような濃密な動きが、たった3ヶ月の中で展開していったことに、何かしらサムシング・グレートの力が、私の周りを動かしたのではないかと思わざるを得ない。

 先ず、9月に新たな大きな出会いがあったことがある。
九州経済産業局の方からの紹介で、久留米在住の新現役の会の古賀代表との出会いである。興味のあるメンバー4人で久留米を訪問し、熱い気持ちも合わせて、いろいろご教授賜ってきた。    
「新現役の会」http://n-geneki.com/
「新現役の会」の古賀代表との出会いにより、2012年問題(団塊の世代の大量退職)を再認識した。「新現役の会」のミッションは、「これからの人生を、新たな現役として、地域の課題の解決に参加しながら、地域に根付く活動を、同じ思いの仲間を集めて、愉しくやっていく」「若い世代の経済的自立の支援をしながら、世代間交流のできる関係をつくる活動を、積極的にやっていく」の2つであり、心から共感した次第である。
その結果、熊本での新現役の会が具体的に動き始め、地域診断士研究会のメンバーを含めて、約20名の集団化され、新現役の会「熊本たまご支部(地域支部)」と「熊本オリーブ支部(テーマ支部)」が発足しつつある。
 
 同様に九州経済産業局の方からの紹介で、NPOながさきの川崎代表理事との出会いもあった。       
NPOながさき
http://www.npo-nagasaki.jp
地域診断士研究会がNPO法人化を申請し、新たな社会活動を始めかけている段階にあるが、「NPOながさき」は税理士集団がNPO法人化をして、8年前から社会活動を始めており、地域診断士研究会メンバー3人で、10月末に長崎を訪問して、いろいろご教授賜った次第である。基本的な考え方も含めて、素晴らしい活動をされていることが、よく分かった。
我々の今後の活動の参考になることが多々あり、今後とも末永く繋がっていくことになると楽しみにしている。
 
 それから10月後半に、県の方からの紹介で熊本出身・東京在住の方と面談することになったが、その話が地域診断士研究会の今後の活動に、大きく影響することになった。この話が具体化したことで、この件にタッチしたメンバーが自主的にチャレンジするキッカケとなったが、11月17日にNPO法人化し、来年に向けて地域診断士研究会の飛躍の年になると確信している。
 現段階では、詳しい内容を書くわけにはいかないが、使命感を持ってぶつかっていく価値のあることにチャレンジしているところであることは、素晴らしいチャレンジであると自負しているところである。
 
 また何よりも嬉しいことに共育ネットワークは、私が入院している間(4月1日)に、事務局をワイズリーディングに置いて、継続的勉強会、図書館での起業家セミナー、懇親会や懇親旅行などの自主活動を始めたことがある。
来年からは、会費制を徹底することになっているが、ネットワーク運営のブラッシュアップを継続することで、会員が本当に必要とするネットワークにつくり上げていってほしいと願っている。
 これで私がライフワークとして考えてきたことが、集約されていくことになるが、来年からの活動は、複数のネットワークがシナージ効果を出すようなことが実証されることを祈念している。