■共育ネットワークに思うA           
 事務局の具体活動の詳細については、今後できることから始めていくことになるが、今までのメーリングリストの運営に加えて、定期勉強会、特別ゲスト交流会、企業相互訪問、ビジネスツアーなどもやっていくことになる。さらに共育ネットワークの情報発信源として、新たにホームページの開設を行うことも考えている。
 
 共育ネットワークの情報発信源として、ホームページ開設が考えられているが、掲載内容に関するアイデアとして少し述べたい。
先ずは、「公開ページ」についてだが、共育ネットワークの外部発信力を高め、会員の相互理解を深めるツールであって欲しい。スケジュール告知や活動報告、会員活動や会員企業・本人紹介のほかに、「企業相互紹介を期生間で行い、レポーティングすることを継続的にやっていく」ことで、相互理解を深める企画などもして欲しい。天神塾など外部連携先の活動紹介や、行政活用情報の掲載なども検討して欲しい。
 
 次に「会員ページ」の設置である。「向上心を持った顔の見える集団知」を活かすために、メーリングリストからの抜粋も含めて、「面白講演会の録音DB」「有用本の紹介(含む解説)DB」「面白情報DB」「有用URL紹介」「面白URL紹介」などを会員は閲覧できることで、新たに興味を抱いた会員や新規会員が、共育ネットワーク「智慧のデータベース」として活用できるようにして欲しい。共育ネットワークは、このようなことが可能な「衆知を活かすことができる集団」であり、それを変化・成長・発展させていって欲しい。
 そして「メーリングリスト」との相乗効果を機能するように持っていって欲しい。現在のメーリングリストは、これだけ成長意欲の高い会員のメーリングリストでありながら、その集団知がうまく活かせていないように感じる。
今からは「面白く・楽しい全員参加型の顔が見えるネットワーク」のメーリングリストとして、各会員が「経営課題のアイデア収集」や「経営各種相談」、「面白情報提供」などの機能化を実現して欲しいと思っており、必ず実現できると信じている。
 子供は、いつか親から独立し、自らの道を歩み始めていく。
私にとっての共育ネットワークとそのメンバーは、まさに私の子供であり、私の「思い」の集大成といえるが、今まさに、旅立ちに向けて歩み始めようとしているところである。
とはいっても私としては、共育ネットワークと各メンバーに対しては、メンターとして、いつまでも温かく見守るつもりであり、また「人生・経営相談の場」をいつでも開いておくつもりである。
親であればこそ、子供が自立していくことは寂しい気持ちも強い反面、今からの「相互研鑽の場」の変化・成長・発展に大きな期待を寄せている次第である。3年後にはステイタスのあるネットワークを目指して欲しい。
共育ネットワークが、「共に学び・教え合い、共に励ましあい、共に喜び・楽しむ場」(相互研鑽の場)として機能するようになることを心より祈念している。
 感謝!!