■ 共育塾のキックオフB
  −共育塾での非定期会食懇談:平田会長ほか
  
  共育塾での非定期会食懇談について、触れておきたい。
 1月にキックオフしたあとで、今までに3回の非定期会食懇談を行なっている。
 最初に行なったのは、「地域診断士研究会メンバーとの会食懇談」であり、両集団が一緒になって
 日時・場所の企画を行うこととなった。総勢16名での会食懇談であったが、相互交流が深まると共に、
 共育塾メンバーへの刺激だけでなく、地域診断士研究会のメンバーにとっても相当の刺激があったようで、
 私の期待通りのいい会合となった。(共育塾生にとっては、経営に詳しい多くの人材との人脈ができたこと。
 地域診断士研究会メンバーにとっては、フレッシュな異業種経営層と知り合うことができたこと。)
 メーリングリストのやり取りで分かったが、塾生はその後の2次会、3次会まで盛り上がったようである。
  第2回目は、印象深い「平田会長との講話・会食懇談」である。
 バブル崩壊と時を同じくして、キャッチアップ経済からフロントランナー経営の時代となり、
 今からの経営に必要な力は、「時代の変化への対応」「自らが切り開いていく力」である。
 そのようなゲストとの非定期会食懇談が塾生へのいい刺激になると考え、昨年12月に
 JASDACへの上場を果たしたばかりの平田機工鰍フ平田会長にお願いした。
 この平田会長との会食懇談については、共育塾を企画した段階から「実現できれば最高のこと」と考えていたことであり、11月初の工業連合会主催の平田会長講演の時に少し話をさせていただき、12月初に具体的に「1月より共育塾を開始すること」や「共育塾への思いや趣旨」を伝えたところ、趣旨に賛同いただき、協力いただけることとなった。
趣旨への賛同をいただくだけでなく、会食懇談のゲストとして協力いただけることになった
ことは、私にとっては、最高に嬉しいことであり、感謝・感激すると共に、共育塾を推進して
行く上でも大きな励みとなった。
  会食懇談会を具体化していく中においても、いろいろな有り難いご配慮もいただき、3月16日(金)
 午後5時からの会合を行なうこととなった。その間に、私のほうでは、共育塾メンバーの「自己紹介・自社
 紹介シート」を持参したり、2月の定期塾での事例研究(たゆまぬ経営革新企業「平田機工梶v)のレジメを
 お渡ししたりすることで、平田会長との会食懇談が、より意味のあるものにする手立ても講じていった。
  当日は平田会長は早めに会場に来ていただいたので、そのまま会場に
 案内した。会場のテーブルは、塾生が平田会長を、より身近に感じるように
 円卓としておいたが、あとから考えても非常によかったと思っている。
 塾生には名刺交換と簡単に自己紹介をさせて、いよいよ平田会長からの
 話が始まったわけだが、塾生は緊張気味であったものの、集中して話に聞き
 入っていた。1時間を過ぎたところで、料理も運んでもらい、会食しながらの
 話となり、塾生からのいろんな質問に対しても、各人に理解し易いように話を
 していただいた。
  終戦後の引き上げの話から、現在に至るまでの話をいろんな角度から聞かせていただき、平田会長の
 経営に対する考え方や、経営危機の時のことや若い頃に考えたことなども率直に話していただき、あっと
 いう間に4時間経っていたというのが実感である。具体的内容についても伝えたい気持ちはあるが、長く
 なるのでそこまでは触れないことにする。
 平田会長に全員からお礼を述べて、私がタクシー乗り場まで見送りしたあと、部屋に戻ってみると、全員が
 興奮したというか感動したというか、独特の空気が流れていたことが強く記憶に残っている。
 当初は「講話1時間+会食懇談1時間」の2時間の想定であったが、平田会長のご配慮で、4時間の長きに
 渡る会合となった。このような形式で、このような話を聞くことができた塾生は幸せ者であるが、皆もそう
 感じていたと思われる。
  全員が平田会長との会食懇談に対する自社取り込みシートを作成したあとで、御礼の挨拶を含めて、
 平田機工を訪問し、塾生全員分のシートを平田会長にお渡しし、1枚1枚をゆっくりと全部読んでいた
 だいた。「俺の言いたかったことを、よく捉えている」「センスがいい」と感心してくれ、また「みんなの役に
 立ったのであれば、俺も嬉しい」「みんなが一生懸命聞いているので、ついつい俺も長くしゃべることに
 なった」との言葉をいただき、メーリングリストで塾生にも伝えた。













  その後に第三回目の会食懇談として、通商白書2006の製作リーダーをされた経済産業
 省・長谷川総括係長と行なっている。長谷川さんとは、ちょうど1年前に熊本を訪問された
 時に、地域診断士研究会のメンバーとの会食懇談を行なった。その時に「1年後は熊本城
 築城400年となり、いろいろイベントが行われる」話をし、「来年は私用で訪問した い」との
 話に沿っての訪問となった。塾生にとっても今までと異なる観点からの経済産業に関する
 話を聞くことができ、新鮮に感じたようである。
  後日、長谷川さんから、「馬刺、とても気に入ったので冷凍で買って帰りました。辛子レン
 コンの味も今や懐かしくさえ感じられます。さらにラーメン!本当に美味しいですね。
 名物にうまいものなしとか言いますが熊本には、あてはまらないですね!」「横山さんも
 お元気そうでなによりでした。診断士研究会に加え、共育塾も動き出しており、ますます
 精力的に活動されておられて私自身元気を頂きました。
 加えてメンバーがすばらしいですね。ああした人たちをあれだけ集めるのは、かなり大変だっ
 たのではと思います。土曜日にお会いできなかったメンバーの方も、経歴を伺う限り非常に
 ポテンシャルの高い方ばかりで、関係ない私もなんだかうきうきして鳥肌立ちました。」
 との御礼のメールをいただいた。

  平田会長の話の中にあった、「人との出会いが運命。縁を大切にすることを心がけて
 いる。」との言葉を改めてかみしめているところである。