■年の始めに

  明けましておめでとうございます。
 昭和から平成に変わって、早いもので20年が経過しました。
 例年のごとく年賀で親族を訪問しましたが、甥や姪が子供を連れて来ている姿を
 見ると、30年前の私や兄弟がダブってしまい、ローリング・ジェネレーションといいますか
 完全に一世代が過ぎ去ったのだと感慨深いものがあります。
 次の世代へのバトンタッチの大切さを改めて感じた次第です。

   「今年の目標」を立てるに当たっては、いろいろな「思い」や「迷い」があり、ブラッシュアップ不足を
 実感していますが、簡単に触れておきたいと思います。
 先ず活動コンセプトですが、『焦らず、休まず、地道に努力を!』と自分自身の根づくりを心がける
 ものとしました。
   





1.新たな生活スタイルの見直しと確立
昨年春先に健康問題を抱えたこともあり、神様から「いつまでも若くはないから、
そろそろ生活スタイルの見直しをしなさい。」と試練をいただいたと思っています。
志高く、夢や目標を目指して土・日を含めての仕事中心の生活スタイルを切替える
タイミングに来ていることを実感しています。今年からは家族との時間も大切にし、
年齢に相応しい健康重視の生活スタイルを再構築していきたいと考えています。

2.マイ・ライフワークのバトンタッチ
マイ・ライフワークとして意識してきたことに、「地域のビジネス・インキュベー
ション・システムづくりへの参画」「自己責任時代の情報収集拠点づくりへの参画」
「若年者の自立人材育成システムづくりへの参画」があり、それらにチャレンジして
きましたが、長期間かかるテーマだと思っています。今までは「自分がエンジンと
なってやらないと」との意識が強かったのですが、今からは次の世代へのバトンタッチを心がけていきたいと思っています。九州BIPでも、ビジネス支援図書館でも
バトンタッチが始まりつつあると実感しています。

3.九州・新連携支援を基軸とした企業支援の推進
新連携支援に携わって4年目を迎えることになるが、福岡を基点とした活動を行う中で
九州の中の熊本県のあり方を客観視できるようになったこと以外に、他県の見え方も
大きく変わってきました。民間での仕事、県の中核的支援機関での仕事、国の仕事に
強く携わってきたことで、「それぞれの立場」を経験していることは、中小企業診断士
として国の中小企業施策全般を理解していることと合わせて、インテリジェント・インター
フェースとしてお役に立てるのではないかと自負しています。

4.共育システムの研究と相互研鑽の場づくり
共育塾では1期生が次のステージ(自主運営)に進み、今年は2期生をキックオフさせる
ことになりますが、1期生で動かした共育システムをブラッシュアップして、より効果の
ある仕組みづくりを行ないたいと思っています。
それに加えて、将来に備えて地域診断士研究会のメンバーによるバックアップ体制
づくりを行っていきたいと思います。そして数年後には地道な広がりとなり、熊本経済の
発信地となることを目指したいと思います。

5.自己治癒能力の研究と実践
周りの人には、「健康が大切、健康が第一」といいながら、自分が健康問題を引き
起こして、心の底から健康の大切さを実感しました。おかげで世の中には原因の
分からない病気が山ほどあることや、自己治癒力や免疫力の大切さ、ものの考え方の
大切さなどについて、多くの勉強をすることができました。現在も自己治癒力を高める
ために、種々のことを実践・体感しながら健康回復を実感しつつあるところです。