■年始のご挨拶
 
  新年明けましておめでとうございます。今年は干支の一巡する年、いのしし年になります。
 私にとりましては、大きなターニングポイントの年になると感じています。
 年の始めにあたり、私自身の心も新たにする意味でも、例年通りに「今年の目標」を作成することから
 活動のスタートとしたいと思います。
  私はサラリーマン時代から、「すぐやらないと、気がすまない」性質があり、今でもその傾向を
 強く持っています。自分のことであれば、それでいいわけですが、ついつい周りにも同じように
 期待しがちになってしまいますので、周りに対しては「待つ度量」をつけたいと思っています。
 また、人は「もったいない」気持ちを含めて、いろんなことへの執着心が強くありますが、
 執着することで新たなものを得ることができないことに繋がりかねません。私も同様な
 性向にあり、今からの自分には「捨てる勇気」が大切な時期にあるように感じています。
   このような考えの下に、今年はオフィス活動のコンセプトとして、
 "「待つ度量」と「捨てる勇気」を培うとき!"とし、以下の5つの目標を設定しました。
1.オフィスチェイカスの活動強化
 何よりも少数精鋭の後継者育成塾である「後継者共育塾」を1月から立ち上げることに
 しました。塾生と一緒に、異業種の後継者が志を磨く「相互研鑽の場」づくりを目指し、塾生が
 1年後に「参加してよかった」と思える会合に育てていきたいと考えています。
 昨年3月に支援人材の勉強会である「地域診断士研究会」を立上げましたが、今年4月以降も
 思想的継続をした会合を行っていくことになりましたし、起業を目指す人たちの起業塾のような
 ものも検討していきたいと考えています。
2.道州制に向けた新連携企業支援のしくみづくり
 新連携支援がスタートして2年近く経ちますが、現段階で鹿児島県からの認定がゼロとなって
 います。鹿児島県に相応しい企業がないのではなく、発掘がうまくいっていないわけで、
 今年は鹿児島県の第1号認定企業を支援したいと考えています。
 また認定企業フォローアップで過去の情報整理がうまくでききれておらず、2度手間、3度手間
 をかけているので、自分なりの仕組みづくりを行ってみようと考えています。
 また新連携事務局の支援システムの一元化に向けての検討及びアイデア提供を行っていこう
 と考えています。
3.マイライフワーク推進の試行錯誤
 九州のIM集団であるBIPにおいても鹿児島からの参加がないままできており、今年からは鹿児島
 からも参加してもらい、できればBIP会合の開催に繋がればと考えています。
 公共図書館は、平日の夜間も、土日・祝祭日も開館しており、ビジネス支援の場としては最高の場所でも
 あり、東京などの図書館ではそのような活動が始まっています。地域診断士研究会のメンバーに
 働きかけているところですが、ビジネス支援コーナーを持っている熊本県立図書館との協力で、中小企業
 診断士によるビジネス相談も開始できればと思います。
4.コミュニケーション力向上への自助努力
 「自分を認め、相手を認める」言動を常に心がけることは、なかなか難しいものです。
 過去の反省の中で、自分なりに心がけたいことを見出しているので、そこに特化して心がける1年にしたい
 と思っています。それを私なりの言葉で表現すると、「ポジティブ・レセプション」「余分なことは言わない」
 「聞き上手に」「ユーモア発信」の4点になります。民間企業で仕事を覚えてからの長い社会経験の中で、
 「ネガティブ・チェック」が身についており、「ポジティブ・レセプション」は、自分にとって一番大きなテーマでは
 ないかと思っています。
5.健康維持・管理の強化
 今まで、「よりいい結果に繋げたい」気持ちで、結果的に土日も含めて仕事をしているような
 ところがあり、 気持ちの切替・リフレッシュがうまくできないという問題意識を持っていました。
 やればきりがないことだと分かっていながら、ズルズルしていた面もあり、今年は週1回は
 完全に仕事を忘れて心身の健康管理の基礎にすることにしました。運動不足を常に感じて
 いるので、週2回は何らかの運動をするようにと、散歩(月6回)ゴルフ・ジム(月2回)を目標に
 掲げました。 
  本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。