■取材を受けて 

  
  先日、「くまもと経済」の村上さんから、「オフィスチェイカスのホームページを見たのですが、
 非常に興味のある活動をしておられるので取材をしたい」旨の電話を受け、さっそく事務所に
 来ていただいた。村上さんは、まだ入社2年目という初々しい好青年であり、長時間いろいろ
 仕事以外のことについても、話をさせてもらった。
 中小企業診断士の勉強も始めようと考えているそうで、いろんな話にも飛んだりしたが、多くの
 ことに興味を持ってもらい、話すほうとしても話甲斐のある面談となった。そのようなことで、資料
 に関しても、特集記事がかけるくらいの多くの資料を、ついついお渡ししてしまった。

  その後、取材に基づいての記事原稿をメールで送ってきたが、非常にシンプルにうまく纏めてあった。
 私なりに一部追加修正をさせてもらい返送したわけだが、結果的に文字数オーバーとなったようで、あとの
 修正は村上さんにお任せした次第である。村上さんの取材センスを感じると共に、いろんなことに興味を
 持って仕事に携わっているので、今後も継続的にやり取りをしていきたいと思っている。
  「くまもと経済」に掲載される記事と若干異なるとは思うが、以下に、私が手を加えた段階の校正文を
 記載しておく。
         「創業・経営革新支援を通して、地域経済活性化へ」
                              オフィスチェイカス 横山耕二代表

  「今の中小企業には、ニッチ・差別化・一点突破の戦略が必要です」と話す横山代表。
 同代表は大手部品メーカーの開発技術者や台湾工場の製造責任者、生産設備メーカ
 ーの工場責任者などを経て、1995年に経営コンサルタントとして独立し、
 「智慧を活かす」を意味するオフィスチェイカスを設立。中小企業基盤整備機構九州
 支部の新連携担当プロジェクトマネージャーや、くまもとテクノ産業財団のリージョン
 インキュベーションマネージャー(創業環境整備)などの公職にも就いている。
 「創業・経営革新を志す方が気軽に立ち寄れる場所を作りたい。その後の事業化支援
 もしっかりやっていき、地域中小企業の活性化につなげていきたい」と話すように、
 インキュベーション施設「夢挑戦プラザ21」・「熊本市中小企業経営サポートプラザ」の
 設立に参画、創業・経営革新支援に注力している。
 一昨年三月、創業・ベンチャー国民フォーラム(江崎玲於奈会長)から起業支援家が
 全国で3名表彰され、そのうちの会長賞を受賞。
 「今の私があるのは、様々な人との出会いがあったからこそ。それらの方々との御縁に
 本当に感謝しています」とこれまでを振り返り、「今後はビジネス支援機能を持つ
 図書館の充実をサポートし、創業・経営革新について身近に相談できる場所を広げて
 いきたい」と意気込む。
 (熊本県山鹿市出身、早稲田大学理工学部卒、60歳、趣味は読書・ゴルフ)