■プロジェクトマネジャー卒業にあたって |
第6回−B:<経営革新事例>石崎錻力店 |
2002年7月に、資金繰りの悪化の悪循環にあることに不安を 覚え、当支援センターを訪問し、支援依頼あり。 建設業界の厳しい環境の中で、ここ数年の売上が半減し、年々 資金繰りも厳しくなっており、どのように手を打つべきかの相談が あった。 早急にやる必要のあることとして縮小均衡体制づくりがあるが、 企業再生支援の経験豊かな専門家を派遣することで以下のことが 実施された。結果的に半年後には資金繰り問題も完全解消され、 2期連続の赤字決算から当期は黒字決算にV字転換することと なった。 縮小均衡体制づくりの目標を「1億円で利益が出せる体制づくり」 のシミュレーションによる各科目の目標設定を行い、具体化する ための具体施策を以下のように行った。 |
*固定費削減施策:役員報酬カット、ボーナス現物支給、 残業削減、保険等の見直し、人員非補充など。 *納期管理を強化。 *原価管理体制のしくみづくり:現在も構築中。 *在庫の見直し活用:現物支給、残材・端材活用の工夫。 (T型ジョイナー、ストレイナー網材) *受注判断基準の設定:短納期、低コスト品、特急料金。 *借入金条件見直し:借り換えの実施。 *変動費比率の目標設定:変動比率を37%に維持する。 他に経営革新計画支援や新商品事業化支援等も行っている。 現在、自社商品開発(パンチングアートほか)を行っているが、 ポリテクセンターで商品化のアイディア検討の題材として提供し そのアイデアを当社にフィードバック。原価管理体制、短期資金 繰り対応体制などで専門家派遣支援中。 |
中小企業庁ポータルサイト「J−net21」に当企業が紹介されています。 経営革新により、1年間でV字型回復を実現! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ http://j-net21.smrj.go.jp/info/shien/151.shtml |