■第3の人生の転換点を迎えて

今年は私自身の「第三の人生の転換点(パラダイムシフト)」であることを意識して、昨年9月頃から「今年の新たな活動づくり」を模索してきた。
というのは昨年2月に脳梗塞を、7月には突発性器質化肺炎を発症し、再発の可能性を抱えながら生きていくことになったので、従来の活動からソフトランディングに向けたギヤチェンジを行うタイミングがきたと強く思った次第である。
年末に御縁があり算命学で占ってもらったところ、「2019年は想念が大きく変わる時」「2020~2021年は天中殺に当たり、新たな動きはせずにそれまでを継続すること(動かないこと、守りに徹すること)」との話を聞き、私が丁度考えていたことに合致していることには驚いた。加えてその方との対話の中で「心のゆとりをもつこと」「先祖を大切にすること」も大切なことだと改めて気付かせていただいた。

算命学

脱サラ後20数年にわたり、年末の3カ月間かけて「次年度の目標」を作成しているが、今年はテーマ「人生・第三のパラダイムシフトを楽しむ」と掲げて、いつものように五項目を設定し、それを更に具体目標に落とし込んでいる。
「人生・第三の・・・」の意味は社会人になって以降のターニングポイントのことで、第一はサラリーマン人生、第二は診断士活動人生、そして今年から新たに第三の人生づくりを始めつつあるところである。言葉でいうのは容易いが、意識変革なしに具体化していくことはなかなか大変なことである。新たに始めることを徐々に立ち上げるとともに、意識変革も進め高めていくことが現実的なやり方である。

大きく意識変革に繋がるキーワードとして、「心にゆとりを持つこと」と「先祖を大切にすること」があると考えている。
先ず「心にゆとりを持つこと」については、自己客観視する時間を必ず増やして持つようにすることを考えた。今までもやっていたこととして、「毎日1日1万歩を歩く」「毎朝のストレッチ&股割り体操」「風呂でのストレッチ」などあるが、「毎朝のスワイソー」を再開し、新たに「毎週木曜日に浄国寺での座禅」を始めている。また座禅を自宅でもやれるように半畳の畳と座蒲を購入して準備完了。鐘の代わりは保有のシンギングボールを使っている。笑いヨガも年末に体験はしてみたが、今のところシックリきていない段階にある。

座禅堂

次に「先祖を大切にすること」については、今までは両親の祥月命日や他用で兄の家や家内の実家に行った時には仏壇にお参りをし、お寺でのお墓参りをする。そして神社も正月に三社参りをしたり、子・孫のお宮参りするくらいである。
私の両親は浄土宗であり、私もそのまま継いで浄土宗だと考えている。分家である父が亡くなる前には、家に仏壇はなく神棚が置いてあった。兄の家には仏壇と神棚が置いてあるので、次男の私は仏壇も神棚も置いていない。先日、兄と話をしてみて、両親を含めてあまり熱心な仏教徒でもないことが確認できた。
私も「正月は神社にお参りに行き、命日には仏壇にお参りし、クリスマスにはクリスマスケーキで祝う」という平均的日本人であると思っている。

しかし「先祖を大切にすること」ことには、自分なりに向き合う必要性を強く感じている。
先ず、仏壇へのお参りと墓参りも、月1回は山鹿まで行って、やるようにしたいと思っている。それから神棚を置くことに関しても調べてみたが、キチンとお務めを果たすには、それなりの覚悟が必要であることが分かった。現段階では、今まで通りに神社のお札を棚の上に置くだけにすることにし、そのかわりに神社参拝の頻度を増やすことにした。「産土神社は高平神社、氏神神社は大宮神社、崇敬神社は藤崎八幡宮」と決めて、すぐ近くにある高平神社参拝を中心にして頻度を増やすことにした。

高平神社

当コラムを作り始めて、改めて自覚したことがある。
ライフワークで、「次世代経営者に伝えること」の学びを深めているが、10年くらい前に出光佐三氏の書籍に出会い、日本精神の素晴らしさを再認識したことがあった。それ以来、「日本と世界の歴史一覧」や「日本精神」について書籍を購入して纏めたりしている。そういう背景もあり、「第3の転換点」では「自分のルーツ」「日本人のルーツ」を探す旅に入ったような気もしている。
新たな自分の人生づくりへのチャレンジに感謝!