いま思うこと①

 月日の経つのは早いもので、私も6回目の年男(酉年)であり、誕生日
(8月20日)を迎えると72歳になる。私自身、このところ以下の客観的変化を実感しており、生涯現役を目指す仕事においても、新たな大きな転換点を迎えていると認識している。
① 今年の正月から2か月以上、家内がひどい腰痛(化膿性脊椎炎)で
  寝込んだことは、私にとって「青天の霹靂」であり、自分が何を大切に
  しなければならないかを再認識させられた次第である。
  家内はいつまでも元気でいると思っていたが、そうでないことを目の
  当たりにして、元気なうちに家内と一緒に楽しむ時間を、もっと多く持ち
  たい気持ちが強まった。
② 現在、熊志共育塾1期生(立石一真氏から学ぶ)、熊志共育塾2期生
  (平田耕也氏から学ぶ)、そして共育塾10期生、NPO法人地域診断士
  研究会など、オフィスチェイカスで多数の「相互研鑽の場」を開催して
  いるが、時々、定期塾の段取不足のケースが出てきたこと、発信力や
  運営対応力の低下などを徐々に感じるようになってきている。
③ 複数の人から、「70歳を超えると、一年一年の劣化を感じる」という
  ようなことを聞いていたが、私自身も「気力は変わらないものの
  体力が落ちてきていること」「講義や会議後のグッタリ感を感じる機会が
  増えている」「継続する腰痛などで、散歩する機会も減りがち」など
  徐々に無理がきかないようになりつつある。

 これらを鑑みると、私の活動を少しづつソフトランディングに向かっての舵切りが必要になっているように思っている。そのようなわけで具体的に、どのようにソフトランディングに向けて活動を変化させていくかを考え始めているところである。オフィスを自宅に切り替えることも検討事項の一つである。
大きな活動としては、企業支援力向上研究会、士業・信金研究会の二つについては、この半年間で会員の了解のもとに閉会した。また現在、継続活動中の共育塾、九州志士の会・熊本支部、地域診断士研究会については、すでに次世代にバトンタッチ済みであり、起業セミナー・熊本モデルを地域診断士研究会の事業化にしつつあるところである。熊志共育塾については、当初から「気力・体力が続く限り横山が主宰し、後継者はつくらない」と決めている。
今後は、今までの知的資産を活用することで、上記①②③をベースにして活動転換をしていきたいと考えており、今から準備を始めていきたいと思っている。
来年を、ソフトランディングに向けた「新たな活動への移行年」にしていきたいと考えている。
感謝!