■新年から未経験へのチャレンジ

 例年は正月3カ日で、3社参りや親戚への挨拶などでゆったりと過ごし、4日から仕事始めというルーチンでやってきましたが、今年は「家内の入院」という思いもよらぬ幕開けとなり、未経験へのチャレンジでスタートしました。そのようなわけで仕事が思うように進まない状況にはありますが、家内や家庭生活を重視するのが当たり前だと再認識を深めた次第です。
 1月2日午後に、家内と加藤神社に参拝に行った時から、家内の体調が悪くなり、参拝を終えてそのまま帰宅。家内は食事もせずにそのまま寝ましたが、翌日になり腰の痛みを訴え始めて一人では歩けなくなり、思わぬ戸惑いを感じながらの年の初めとなりました。  
風邪ではないかということで、すぐ地域医療センター・緊急外来の内科を受診。問診後に抗生物質を処方され、「腰痛が収まらない場合は、整形外科に行ってみてください」とのこと。5日になっても腰痛が治まらなかったため、機能病院・整形外科で診察を受け、「レントゲン検査、MRI検査」をして診てもらい、原因不明のまま痛み止めをもらいました。その後2日ほど様子見をしましたが、容体は悪化方向であり、8日(日曜日)に機能病院・緊急外来を受診。ただ問診だけで追加の遅効性痛み止めを処方され、「10日に必ず受診するように」とのこと。
10日朝に機能病院・整形外科に再受診し、診察後に「血液検査、尿検査、エコー検査、点滴」などをやってもらいました。その結果、CRP血液検査で炎症反応が強く、「即入院が必要だが、機能病院は入院ベッドが満杯」とのこと。やる予定だったMRI検査を中止して国立病院の緊急外来に移動し、再度、機能病院で行った検査なども再度実施し、原因は特定できないまま夜になって、ようやく入院決定した次第です。本当に長い一日でした。
おかげさまで症状はだいぶよくなってきており、このまま痛みが取れて早く退院できるようになってほしいと願っています。
 
そのような経緯で、1月3日からの私の生活は一変しました。
家事一切は家内が全てやってくれる生活から、家内が入院するまでは家事に加えて、家内の世話も行うという「未経験へのチャレンジ」をすることになりました。入院するまでの間で何よりも一番きつかったのは、家内が腰痛で苦しんでいる際に、少しでも楽にしてやりたいが何もできなかったことです。
半面、家内が入院するまでの間で、「どこに何がある」「どうすればいいか」などを教えてもらえたことは、その後の一人生活にも大いに役立ちました。
「食事の準備、後片付け、皿洗い」「電子レンジ・ガス・乾燥機・トースターなどの使い方」「洗濯機の使い方、物干し、取り込み、片付け」「曜日毎の回収物(生ごみ、紙、プラスチック)の分別・ごみ出し、使用袋」「風呂の清掃、湯沸かし、風呂掃除」などなど、今までできなかったことを、下手ながらもできるようになったことは、私のとっていいことだったと思っています。
料理についても少しやってみましたが、手間や後片付けが大変で、スーパーで買ったり、外食したりで間に合わせている状況です。慣れない中での試行錯誤もあって、家事だけでも時間が足りないことを痛感しています。
私が車を運転できないために、タクシーばかり利用するわけにもいかず、公共交通機関での移動にかかる時間もバカにならないと感じています。

今まさに私周辺の変化への対応をチャレンジ中です!