■ホームページ開設の目的

 今回ホームページを開くにあたり、仮リリースをした際に、いろんな方からのアドバイスをいただきました。ありがたいお話が沢山あり、協力いただいた方々には、心から感謝しています。どうもありがとうございました。また、いろんな意見をいただいたおかげで、私なりにホームページ開設の目的を改めて考えてみることが必要になりました。
 私が考えたのは、少なくともクライアント獲得ではありません。
なぜならば、この業界は口コミの世界であり、ホームページ開設がクライアント獲得には意味を成さない道具ということを、私は知っているからです。

 考え方を整理する中で、二つの目的を見出しました。
まず、私がたまたま支援センターのPMとして、またJANBOのIMとして、行政の中小企業支援に片足を突っ込んでいる民間人で、「創業者や中小企業者に役立つ行政支援のあり方」を模索しています。
そこで中小企業支援の現場から民間的な発想で情報発信を行うことにより、
  @ より多くの創業者や経営者が行政施策への理解を深めるきっかけとなり、
  活用上手になる企業が増えて欲しい
  A 創業支援者とは支援ネットワークづくりを広げたい
  B 行政には現場情報の提供をしたいと考えた次第です。少し欲張りかもしれません。

 次に、高齢者・若年者の失業率が高まっていく中で、地域の社会インフラとしての
インキュベーション・システムを構築が急がれるわけですが、残念ながら行政の中ですら、まだ理解度が低い現状にあります。少しでも早く実現の方向に進んでしていくためには、行政・民間双方のインキュベーション・システムに対する理解の浸透が重要であり、民間からインキュベーション情報を発信することで、その一助になればと考えました。

 このホームページをきっかけに、オフィスチェイカスが中小企業支援の場、インキュベーション・システム構築の場の形成にもつながり、いい意味での民間と行政のインターフェースの役割を果たすことができれば幸いです。